親指姫
2025/07/12
サンドアート演目「親指姫」は、アンデルセン童話をもとに制作しました。
少し独自の解釈を加えています。
~あらすじ~
おやゆび姫は、チューリップの花から生まれた親指ほどの小さな女の子。
優しく美しいおやゆび姫は穏やかに暮らしていました。
しかし、その美しさゆえに「この子をお嫁さんにしよう」と蛙にさらわれてしまうのです。
かわいそうに思った魚たちに助けられ、なんとか逃げ出したおやゆび姫。
そんなある日、傷ついた1羽のツバメに出会い優しく看病してあげたのでした。
ツバメと別れ、1人彷徨う中、季節は冬となりました。
おやゆび姫はネズミのおばあさんの家に身を寄せます。しかしそこでもまた、お金持ちのモグラに結婚を迫られるのです。
陽の光も風の音も届かない地下暮らしなど耐えられないと嫌がるおやゆび姫を救ったのは、かつて助けたツバメでした。
ツバメの背に乗り着いた先にはお花の国が広がり、おやゆび姫と同じくらいの大きさの妖精の王子が住んでいました。
二人は恋に落ち、結婚して幸せに暮らすのでした。
音楽と砂絵で描かれる、幻想的な童話の世界をどうぞお楽しみください。